声楽を東京で受ける時の3つの注意点

声楽を東京でレッスンしようと思って、色々調べていても、数が多すぎてどこで受講したら良いのかわからない

声楽を東京でレッスンを受けるのは、選択肢が多くて羨ましいって地方からすると思いますが、現実はどう選んで良いのやら。

趣味だからといって、教師選びに妥協はしたくないし。。。

沢山あってもどうやって講師を選んだら良いのかわからないと、不安ですよね。

3つの注意点をもとに、あなたに最適なレッスンを受けられる方法をお教えします

東京には芸大(東京芸術大学)や国立(国立音楽大学)、桐朋学園大学、東京音楽大学、武蔵野音楽大学、などの音楽大学が集中しています。

ですから、師事する先生を探すのは簡単かと思いきや、選択する数が多いので、選ぶ難しさがあります。

しかしながら、、、教室が沢山ありますが、結局最後教えるのは個人です

声楽とは、身体が楽器なので、個人個人で器楽などのヴァイオリンや

なので、最終的な個人の教師の質については必ず考えねばなりません。

その個人の先生を選べれば、良いレッスンを受けられることになります。

以下で、個人の先生を判断するための3つの注意点を教えます。

声楽の東京での講師の選び方

1.ちゃんと質問に答える
声楽の東京での講師の選び方1
声楽の東京での講師の選び方1

『ここをどうしたら良いですか?』と質問したら、
例えば、『こうしてみたらどう?、響きが奥に入って聞こえるから、前を意識するためにももっと、前に息を吐く』
などと、理由を説明して、こうした方が良いという先生がベストです。
『今日はいいわね』『遠くに飛ばすイメージ』『気合いで息を吐け』とかでは、具体的にどうしたら良いかわかりません。

個々人によって、正解が異なるので、付き添いながら、色々試してくれる、基礎的なことがちゃんとできているか、毎回チェックしてくれる、そして、練習時いつでも相談できる

そのような先生ならば、いいですね。

一流ほどちゃんと説明をしてくれます

活躍していてメディアに取り上げられたり、海外経験があっても偽物は沢山いるので注意しましょう。

2.息を吸えとは言わない
声楽の東京での講師の選び方2
声楽の東京での講師の選び方2

呼吸が歌のほとんどを占めると、ミラノ・スカラ座ソリストの先生が言っていました。

それほど大事なものなのに、日本では『もっと吸え!』という都市伝説が蔓延しています。

いや、あえて都市伝説と言いましたが、『吸って吸って』と教えているのは、ほかでもない日本の音楽大学です。

全ての先生がそう教えているのではありませんが(ほとんどですけど)、高額な料金をお支払いして学ぶ場所から嘘を教わっては元も子もありません。

歌のほとんどは息の使い方なんですよ。。。

そこが間違っていることに平気でいられる学校って、私からすれば職務怠慢です。

権力≠歌がうまい

権力=舞台にあげる力がある

結果、日本の歌劇、歌曲のレベルが下がるので、芸術が好きな心からのクラシックファンも増えない(他のエンタメの幼稚化で、どうも毎年数値としては安定的に微増ではあります)。

芸術が分からない(感性が退化している)お金持ち(全ての人じゃないですよ)もこれに拍車をかけています。

コンサートを沢山見始めて、これがいいんだって言うんですけど、その方、、、商業的に集客できているものをいいと言ってるのか、ポップスやジャズに近いエンタメ的に良いと言っているのかわかりませんが、芸術における感性が死んでいるので、また、人の心を打つ公演が減っていきます。

芸術は高度な精神活動を楽しむものなので、芸術を好きな人は、楽しいよって言うだけの騒がしいものは大嫌いなのです。

影響力が強い分、本当に迷惑です。

結局、真面目に歌の向上を目指し、海外に留学した人たちが、なんか日本って違うぞみたいな感じで帰ってきます。

でも、お客さんが好きなのは喉声の、オペラもどきなので、結局そんなものは不要かもしれないと思い、我慢しつつ、息がうまく使えない活躍する人は60歳ぐらいで歌えなくなるので、それを待つしかありません。

あり得ない演奏に対するブラボーを聴きながら。。。

あなたが本気でうまくなり、80歳を越えても声帯(のど)を傷めず、歌い続けたいなら、特別天然記念物に仲間入りする必要があります^^;

3.できれば6000円以上は払う
声楽の東京での講師の選び方
声楽の東京での講師の選び方3

初心者に対する個人レッスンは、生活のためだからやっている。

だから、安い金額で沢山の講義も仕方ない?

いえいえ、まず、多くの方に芸術に親しんで欲しいと心から思う人に習った方が幸せです

お金のために止む無くやっているような先生には習ってはいけません。

それはというと、愛がなくなってしまうのです

やはり、初心者は手取り足とりお教えしないといけないので、エネルギーがかかります。

ですから、大手レッスン教室のアルバイトの方は1時間1500円〜2500円程度で教えていますので、1日4〜5人は教えるのです

そこでは、芸術的なお話をすることなどできません。

芸術は高度な精神活動をたしなむ大人のものなのです。

で、相場は平均6000円(3000円〜12000円)ぐらいなのですが、正直、自宅に来られるレッスンですと、ほぼ皆様おしゃべりをなさるので、お茶とか何だとかお出しし、清掃等もするとなると、6000円以上は必要です。

妥当なのは、少なくとも8000円でしょうね。

会社などの経営者、商売をなさっている方は時給換算で、自分が今どれだけ時間を使っているのか、時給は普通にみなさま1万円を超えているので、さっと帰られます。

お育ちが良く、躾が良くされている70歳以上の方も分からないまでも、しつけによってさっと帰られ、もし長引いてしまえば、申し訳ないと言って、お菓子など贈ってくれたりします。

問題!?は、学歴は高いが、サラリーをもらって生活してきた方々です。

この方達は、自分の時間を削り、サービス残業し、そして、人からも尊敬されてきた方なので、プライドも高く、人にものをもらったことはあれすれど、出世のためを除いては、他人に高価な物をあげることはあまりありません(皆がそうではないですけど、感覚としてそういう傾向の方が多く、他の生徒さんにも迷惑なので、書いています)。

ですので、時間もお金も奪う傾向があります。

認識している相場が、要求している分に比べて低いのです。

さらに先生業という職業であれば、自分の言葉をみんなありがたく思っていると勘違いしている方もおり、忙しい庶民にとっては苦痛な場合があります。

これもみんなではないですよ、立派な方々がたくさんおられますので。

しかし、貧乏暇なしですから。。。^^;

ですので、無理して教えてる先生は、本当はあなたを教えることが嫌になっています。

にも関わらず、さらに奪おうとするので、良い関係など築けることもできません。

そういう人に限って、こんなにお金払っているのに。。。って言います。

なんか色々くれる方に限って、いつもこんなにしてくれてありがたいって言います^^;

まず、豊かな音楽人生を過ごしたいならば、社交上での常識的な金額を理解しなければいけません。

そうでなければ、良い方であっても、申し訳ありませんが、大手音楽教室にお通いになることをお勧めします

でも、そこには愛と芸術はない確率が高いです。

ただ、スキル(技術)を学ぶところですから。

もちろん、夢のために一生懸命教えてくださる先生もたくさんおります。

豊かな人生を音楽で満喫したいのであれば、そのために投資する金額がプラス数千円、頑張って追加してください。

いつになっても上達しないのは、そういう機微がわからない感性が問題かもしれません。

以上、これらを元に、体験レッスンが無料や割引でやっているので、いくつか受講してみて、それから、良い先生に依頼し、先生と良い関係を保ちつつ、楽しいレッスン人生をお過ごしください。

声楽を東京で子供にレッスンさせたい

声楽を東京で子供にレッスンさせたい
声楽を東京で子供にレッスンさせたい

子供の声楽レッスンは、二期会の重鎮先生にも伺いましたが、必要ないそうです

と言いますのも、まだ楽器としての体ができていないので、早いうちから喉を酷使すると大人になってから歌えなくなってしまうそうなのです

もちろん、喉を痛めないような方法で歌う方法もあると言われていますが、将来声楽家として大成するのに子供の頃からの訓練は不要だそうです。

オペラなど、40歳からいい声になってくると言われています。

ですから、ピアノやソルフェージュ、楽典、感性を高める絵画の鑑賞や、本物を見せる多様な経験など重要と著名な重鎮先生は言っていました。