声楽のレッスンを大阪周辺で受けてみようと思った方。

どう選んだら良いか?相場はいくらなのか?

良いレッスンの選び方と教室をご紹介し、不安をなくします。

声楽のレッスンを大阪で選ぶなら?

声楽のレッスンを大阪で選ぶなら
声楽のレッスンを大阪で選ぶなら

声楽のレッスンを大阪で選ぼうとすると関西エリアでは大都市なだけにたくさんの選択肢があります。

まず、自分は本当はどんなジャンルで歌おうとして声楽のレッスンを大阪で探しているのか?

例えば、クラッシックなのか、ミュージカルなのか、カンツォーネなのか。

レッスンの形態はグループなのか、個人がいいのか、スクール形式で毎週同じ曜日が良いのか?

声楽の経験はどれくらいなのか?初心者か、長年合唱で歌っていて中級なのか?プロを目指すのか?

まずは、以上のことを考えつつ、それぞれ説明しながら、良い声楽のレッスンを大阪で受けるコツを教えていきます。

声楽のレッスン@大阪【歌唱のジャンル】

声楽には歌唱の種類によって、出す声色や練習方法が異なります

大きめなスクールになっていくと、ポップスからジャズ、ミュージカル、クラッシック全てに対応していることもありますが、専門的に各分野の対応をしている場合もあります。

以下見ていきましょう。

クラシックの声楽教室(ベルカント)@大阪
クラシックの声楽教室(ベルカント)@大阪
クラシックの声楽教室(ベルカント)@大阪

クラシックの声楽のレッスンを大阪で学ぶのであれば、まずは、クラシックの発声を学んだ先生がいる場所にしましょう。

場合によっては、大手であっても全くクラシック経験もない方もいるので、お気をつけください。

一般的にオペラの声楽=ベルカントと思われているので、ベルカントの歌い方と表記されている場合もあります。

(しかし、本物のベルカント唱法なんて本来なく、正式な文献で、ベルカント研究をされたRobert Toftによれば、彼が様々な文献を研究した結果、1860年にある音楽家が衰退した歌の現状に直面し、1700年代から1820年に華やかだった古きイタリアの歌い方を憂い、象徴して表現したものと考えられるとしています。
Toftは華やかな古きイタリアの歌い方が基本的にはベルカントと言えるが、この演説の原則をベルカントとしています。)

クラシックの声楽は、基本的にマイクを使いません。

ホールなどに響かせて歌うので、体全体を響かせて、遠くまで響く美しい声を作ることが大事になります。

何と言っても、腹式呼吸と息の使い方が大事となっていきます。

体の骨格や仕組みを考えて、それを活かすため様々に声を出す研究をしているのが声楽です。

喉を痛めたりした時は、まず、科学的に負担のかからない方法を教えてくれる先生を探しましょう

音大教育では古い時代の教え方の人ですと、息を吸えと教えている場合があります

息は吐くものですから、体験レッスンで少なくともそこはチェックしてみてください。

先生個人個人で学生時代やついた師匠によってだいぶ教え方が違います。

海外で教わった人は割と吐くことを教えてくれますが、海外経験があるからといって安心してはいけません

自分の耳と目で確認して選びましょう

そんな中で、クラシックで声楽のレッスンを大阪で受けるのに良いのが、大阪府梅田市にある大阪音楽大学付属音楽院です。

声楽のレッスンを大阪で受けるのに良い大阪音大付属音楽院
声楽のレッスンを大阪で受けるのに良い大阪音大付属音楽院

まずは、ここを標準として声楽のレッスンを大阪でやっている教室を見てみてください。

基本的には大阪音楽大学の生涯学習センターみたいなもので、大阪音楽大学という専門家集団が運営してくれるので、ある意味日本の標準的な指導をしてくれます。

いわゆる個人レッスンを個人の声楽に直接習うよりは高い指導料(マンツーマンレッスンは60分だと10,400円(税込))ですが、キャリアと施設のクオリティーからいくと妥当だなというお値段です。

1.練習室の貸出
2.チケット料金の割引
3.大学付属図書館の利用
4.学生サロン「ぱうぜ」の利用

などもついていて、練習室の貸し出し(30分400円)や参考となる音声視聴ができる図書館はとてもありがたいですね(初回3,000円の会員費必要)。

無料体験レッスン(45分)もありますので、一度比較の標準値として一度受けてみてください。

初心者の方は特に雰囲気がわかります

平均的なマンツーマンのレッスンは平均で6,000円、幅は3,000〜20,000以上まであります。

声楽のレッスンミュージカル@大阪
声楽のレッスンミュージカル@大阪
声楽のレッスンミュージカル@大阪

声楽というと一般的にはオペラの音楽大学で習う歌い方になりますが、最近では音楽大学の声楽科を出た人の中にも劇団四季などのミュージカルの世界に入って活躍している人もいます。

ですから、この声楽という意味はほとんど混合したイメージになりつつありますが、ミュージカルもオペラも腹式呼吸であることは変わりません

ここで注意しないといけないのが、腹式呼吸も様々人によって違うので、色々試しながら自分のものにしていくわけですが、基本は丹田(へそ下)に力を入れて、お腹に力を入れすぎて、体全体が硬くならないようにします

息をスムーズに流して吐くことがポイントです。

あとは、どれだけ地声に近いか、発語がはっきりしているかで、ミュージカルなのかオペラなのか分かれてくると一般的に言われています。

ただし、発語がしっかりしているオペラ歌手はやはり評価が高いですし、音さえあってればオペラという人もいますが、意外にそうではありません

ベルカントというならば、なおさらです。

一方で、ミュージカルではベルティング(叩くという意味、押す方がイメージには近い)と言われる地声からそのまま高音を歌う方法(定義もまばら)が、ポップスの世界と同様、最近では必要とされてきています

高い声でもしっかりとした迫力のある声が魅力となります。

やはり、オペラで好まれる声とミュージカルで好まれる声は異なるので、ミュージカルの声楽のレッスンを大阪で学びたいのであれば、ミュージカル経験のある人が望ましいです。

劇団四季の創始者である浅利慶太氏が発語方法の本を出しているように、舞台で聞こえる発語も重要になってきます。

ここでもやはり、大阪音大のミュージカル専科をお勧めします。

ここでの45分無料レッスンを標準にして、他の気になる声楽のレッスンを大阪でしている教室で体験レッスンを受けてみてください。

カンツォーネ声楽教室@大阪
カンツォーネ声楽教室@大阪
カンツォーネ声楽教室@大阪

いわゆるイタリアの大衆歌曲なので、おそらくですが、方言のようなそういったニュアンスが表現されている方が良いのでしょう。

日本カンツォーネ協会元副会長でカンツォーネ歌手の奥 則夫 氏曰く、

     「ナポレターナはピッツァで言えば、ナポリ風のピッツァとなる。
同じピッツァといえど地方によって異なるのと同じ、カンツォーネと
一言で言っても、ナポレターナの場合は、
言葉というか唄うというか、ナサーレ(鼻)に声をのせる。
そしておしまいの部分 ( A・I・U・E・O) の母音で終わるところを
曖昧にする。 これが基本だ。
唄うときはフレーズのメロディをゆらす。 これも特徴だ。

しかし日本人は、‘面白くない歌い方をする’ 人ばかりだ。
そのわけは、頭声(ヘッドヴォイス)で唄うから。」

と微妙なさじ加減がありますから、その道に詳しい人が必要かと思います。

このカンツォーネはまたもや大阪音大の教養講座と、梅田にあるNHKカルチャーで講座がやっている時があります。

少しマイナーではあるので、そこで良い先生を見つけるか、紹介してもらうのが良いでしょう。

 

声楽のレッスン@大阪の形式

声楽のレッスンを大阪で受けようと思った時、意外に価格が高い?スケジュールが合わない?他の人たちと一緒では恥ずかしい。。。

また、趣味でやっている人、音大合格を目指して受験をしている人、などなど、色々人によって悩み事が異なります。

そういったニーズに対応して様々な形式があります。

 

声楽のレッスン@大阪【個人レッスン】
声楽のレッスン@大阪【個人レッスン】
声楽のレッスン@大阪【個人レッスン】

一般的に言われている声楽のレッスンといえば個人レッスンというイメージでしょう。

メリットを挙げるとしたら自分自身に時間を割いて、声を聞いてもらえるので、その場で改善点を指摘してもらえることですね。

どこか壁にぶち当たった時は、必ずこちらにしないと先生も一人一人グループ制では見れませんので、個人レッスンが必須です。

普段一人で練習していても100%プロであっても客観的に自分の声を聞くことはできません

一流ほど声を誰かに聞いてもらい、自身の状態をチェックしています。

予算的にも余裕がある方や、ポイントポイントでチェックしてもらいたい人は個人レッスンをお勧めします

デメリットとしては馴れ合いになるとお互いに緊張感がなくなったりし、人によっては向上しにくかったり、関係性が不味くなった時や合わないなぁと思った時に辞めにくいことですね。

あとは、自分だけなので、モチベーションを保ちつつ定期的に通うことが難しいということ、先生によっては予約が取りにくかったりすることです。

万が一相性などが合わなかった場合、大手の教室では、担当の講師を希望の人に変えられますし、そのような制度を利用することを尊重する場合もありますが、一対一の契約の場合は、慎重に選んだ方が良いです。

指導はうまいが、人間的に問題がある、あるいは、人は良いのだけど指導はイマイチとかですね。

どちらも兼ね備える人は難しいかもしれませんが、人から評判を聞いてみるのも一つの手かもしれません。

ただ、本当の一流はTVに出ていようと出ていまいと、両方兼ね備えているものです。

TVに出ているからといって一流ではないのでご注意を

人によっては、忙しい方は交通費や時間費用を出せば、出張レッスンもあります。

声楽のレッスン@大阪【グループレッスン】
声楽のレッスン@大阪【グループレッスン】
声楽のレッスン@大阪【グループレッスン】

グループレッスンを行なっている教室もいくつかあります。

メリットとしては金額が安く済むことは想像に難くないですが、人のふり見て我が振り直せる

講義のようにみなさんにこうしたらこのように声が出るとか説明してくれると、何となく声を感覚で出していた場合、再現性の高い声が出る場合があります。

そして、心理学的事実として、自分のことは客観的に見ることはできないのですが、他人のことは客観的に見れるのです。

あと、その他メリットは同じ目標の仲間ができるので、モチベーションが保てることです。

声楽のレッスン@大阪【スクール制】
声楽のレッスン@大阪【スクール制】
声楽のレッスン@大阪【スクール制】

スクール制とは時間が毎週あるいは毎月決められているものです。

カリキュラムが組んで、レベルごとに学べるようになっている場合もあります。

マンツーマンの場合が多いですが、グループで行うものもあります。

スクール制のメリットは、毎週とか毎月とか曜日が決まっていますので、定期的に通うため、向上しやすいということです。

何事も繰り返し行うことで、向上するものです。

ペースもつかめますので、急な予定の入りやすい仕事でなければお勧めのタイプです。

デメリットは、1回のコストは抑えられますが、回数が多ければ、お金がかかるので、確実に予算に組んで置ける人向けですね。

あと、スクール制を実施するのはある程度の規模の教室なので、施設代や人件費などの運営費がかかるので、個人から直接習うよりは、高くなります

自身でコントロールして、人選も上手というのであれば個人レッスンで直接習うのがお勧めですが、易きに流れやすく、サボりがちな方は、覚悟を決めて、自分を追い込むのであれば、スクール制の個人レッスンがお勧めです。

 

声楽の熟練度

熟練度によって、やはり指導は異なります。

音楽を全くしたことない人、合唱経験者、プロを目指す人など、そのレベルによって、最適な教室があります。

声楽のレッスン@大阪【初心者向け(大人)】
声楽のレッスン@大阪【初心者向け(大人)】
声楽のレッスン@大阪【初心者向け(大人)】

ほとんどの大手音楽(ミュージック)教室、ヤマハ、島村楽器などの音楽教室はこの初心者向けに該当します

幅広い楽器を取り扱っているところはほとんどこれと考えてください。

特段なメソッドがあるわけでもなく、音大卒業者を指導者として雇い、保有施設で指導するという感じです。

まずは、声楽ってどんなもんだろうとか、ある程度安くすませる、安心感を得たいのであれば、大手を選択肢に入れてください

島村さんは特段のノウハウも採用している教師も特段のものがない割には、60分のレッスンが1万円を超えるので、ちょっと高すぎる気がします。

先ほどの大阪音大付属音楽院も初心者から可能です。

声楽のレッスン@大阪【中級者向け】
声楽のレッスン@大阪【中級者向け】

 

合唱歴が長いとか、昔ピアノなどを習っていたとかいう人はこの部類になるかもしれません。

もちろん、系統立てて歌い方を習っていない方も多いかもしれませんが、ある程度歌ってきたので、何となくこう歌えばいいなどは知っている人たちです。

この方達は大手の音楽教室では物足りないかもしれません。

ある程度歌えるので、より上手くなるにはどうしたらいいかと考えているからです。

そういう方達は、割と中規模の音楽教室でこうなれば向上するというノウハウを持つところか、個人の声楽家から直接学ぶのが良いです。

どこでつまづきやすいとか、個々の改善点を気づく先生のいる教室か個人を選びましょう

中には、経歴も実績もあるのに、あらいいわね。

いい声が出てるわよ。

と、褒めるだけで何も言わない先生が結構います

所詮素人なんだから歌えたってたかが知れてるのかと思っているのか、チケットを売るための止む無い仕事かも知れませんが、結構な高額なレッスン料と、発表会費、挙げ句の果てには高いコンサートチケットを買わされる。。。

いくら歌がうまい先生でも生徒を上達

担当

させる気がない人はやめましょう

ちゃんと質問にも論理的に答えられないといけません

階級が高いクラスにこういう風習が成り立っていますが、一向に上手くならないので、上手いこと言って失礼のないようにおやめいただく方がいいです。

下手したら、実績のない若い子の方が一生懸命教えてくれますよ。

技術は若い子だって、素人に比べたら格段に上です。

あと、女性の先生は男性を受け付けない場合がありますので、ご注意ください

声楽のレッスン@大阪【上級者向け】
声楽のレッスン@大阪【上級者向け】
声楽のレッスン@大阪【上級者向け】

上級者とは、もう大体歌えるんだけど、人を感動させる歌にするにはという方ですね。

ある程度の響きも、音程もできている。

あとは、表現力や声に深みをつけていく段階。

この段階に行くと良い声とはどんな声であるとか、良い耳と感性が問われてきます

日本国内のTVや雑誌で見る方達が果たして、良い声であるかというと、実はミラノ・スカラ座の先生や二期会の重鎮先生に聞きましたが、そうではないとおっしゃいます

なぜかというと、日本人好みの声と、実力を度外視したコネ

昔はうまかったけど、練習を積まなくて下手になってしまった有名な歌手。

日本人は声が薄っぺらいというか、聞きなれている声が上ずった声。

それに加えて、声量が多いとか高音が出るとかがウケがいいので、そう言った需要に応える歌手。

全身を使って深い響く声を最近の日本人は聞いたことがないので(昔は景気が良くミラノ・スカラ座から一流を呼べたし聞くお金があった)、聞きなれた声が良いと思っているのです。

でも、このインターネットの世界ですから、変わっていきますよ、これから。

少なくとも、人を感動させるには響きを意識した遠くまで届く美しい声にしなければいけません

そんな場所があるのかというと、、、

ほとんどいないと思います。

なぜかというと、声楽家ですらそれに悩んでいるからです

大学で習った歌い方で苦しんでいるという方が結構おられる

それはそうです。

間違った歌い方を習っているからです

全部フォルテでいけ、高音はアで歌えば良い、息を思いっきり吸え

そう習った人たちが大手音楽教室で指導しているわけで、その大手音楽教室で習った方がもう苦しくて歌やめたいっていうんですね。

当たり前ですよね。

上級者になりたい、歌うのが苦しくてしょうがない

そんな方は以下の無料レッスンを受けてみてください

ミラノ・スカラ座のメソッドをいわゆるスピードラーニングなどで利用している音声学の研究を基にした発語法を取り入れ、日本人の骨格に合わせた田川理穂さん独自のメソッドでTre-Bシステム(トレビシステム)と言います。

合唱指導でも題名のない音楽会でおなじみの指揮者の山田和樹さんや藤岡幸夫さんと合唱指導されたり、教育音楽界では知らない人がいない、合唱曲ビリーブの編曲者富澤裕さんとも合唱指導されていて、演奏家(歌い手)としてもおはよう日本にも取り上げられたある水筒の物語に出演の田川理穂さんの講座です。

何が良い発生なのかのヒントも得られると思います。

声楽のレッスン@大阪 上級者向け
声楽のレッスン@大阪 上級者向け