声楽のレッスンを初心者で始めたい!!

その決断素晴らしいです。

人間とは、成長することで幸福を得られるもと言われています。

けれど、声楽のレッスンが初心者って、最初どうしていいか不安ですよね。

敷居も高い分、難しいんじゃない?

でも、そんなことはありません。

私も最初何も音楽の習い事をしたことがないのに、いきなりバッハの合唱曲を歌うことになりました。

テノールが足りないからという理由で。。。今、バリトンということが判明しましたが。

何とかなるものですが、やっぱり、こうした方がいいよねっていうのが、多くの声楽家や指導者と知り合うようになり、だんだんわかってきました

人によっては、大手○○音楽教室に入って、10年通い詰めた挙句に歌うのが苦しく、嫌いになっていったという人もいます

ですので、初心者がスムーズに始められるようにお伝えするとともに、歌が苦しくならないように、より楽しめるようなレッスンの受け方もお教えしますね。

声楽のレッスンを初心者で習いたいけどどうするの?

まず、大手の音楽教室、中小規模の地元の音楽教室、個人の声楽家に直接レッスンを受ける方法など、当然思い浮かぶところはこの辺と思います。

だから、片っ端から見学、体験レッスンを受ければいいという感じでしょうか?

ちょっと待ってくださいね、、、

皆さん初心者ですよね?

初心者ということは、どうやって選んだらいいか、どんなレッスンだったら上達するのか分からないはずですよね

そうすると、向こうの営業テクニックに乗せられて、茨の道を歩むことになります

よく考えてください、いずれにおいても、最後は個人に教わるということです。

ここが、重要です。

そして、あなたはとてもラッキーです。

声楽業界の裏情報を知ることで、歌に苦しむことがなくなるからです。

普通に何も考えないでレッスンを受けると、9割以上の人は歌うのが苦しくなります

それは、音楽大学に責任があるのですが、明らかにミラノ・スカラ座のソリスト達が歌う方法と異なる歌い方をしている人たちが、間違った歌い方を指導しているのです。

また、イタリアの歌い方を日本人がそのまま真似しても良い声にならないというのもあります。

なぜかというと、骨格と言語が異なるからです。

順番に説明していきましょう。

音楽大学のすべての先生ではないですが、吸え吸えと言います

これが、まず声楽のレッスンの初心者がぶち当たる壁です

吸えば吸うほど体が硬くなります

そして、声が硬くなり、響きがなくなります

そうすると、もっと大きい声を出さないと声が遠くまで聞こえないので、より大きな声とやっているうちに喉が壊れていき、歌うのが苦しくなります

体は凝るし、楽しくありません。

息は吐けば自然に入ってくるように体はできています

もっともっと吐く練習をしなければならないのです

ワンちゃんや赤ちゃんが一生懸命息を吸っているのを見たことがあるでしょうか?

試しに息を吐くことをやってみましょう

さらに、音楽大学では高い声はアで歌え、ピアニッシモはいらない、すべてフォルテで圧倒しろと言われます。

声楽は芸術であるはずですが、日本の観客は大きい声ならブラボーって感じで、どうせ聞こえなくてもドイツ語やイタリア語だから分からないというマーケットの需要に合わせたか、言葉も強弱も関係ないという指導がされているのです。

実は、声楽はポップスとは異なりマイクがないので、体を使って響きを作っていかないと、声が届きません。

ですから、その響きを作る母音をしっかり発音しない限り、響きませんし、ホールでは届かないので、うまいとは本当にわかる人は思ってくれません。

初心者のあなたは上手くなりたいのですよね?

でしたら、最短の道はこれより他ないです。

はっきり発音し、姿勢正しくし、息をしっかり吐くこと。

ミラノ・スカラ座のソリストの先生や、二期会の重鎮の先生曰く、語りなさい、息が8割、しっかり吐きなさい。

いいですか、これはプロの声楽家ですらやっていないことですから、実は音大を卒業しても苦労している方が多いんです。

なんせ、間違った歌い方を習っているわけですから。

その人達個人に今あなたは習おうとしているわけです。

少なくとも息は吐くんだと教えてくれる先生を選んでください。

日本語は母音が薄くなりやすいのと、日本人の骨格は平べったく、空洞が少ないので響きにくいので、母音も意識しないといけません

詳しくは、以下の動画を参考にしてみてください。

これをみてからでもレッスンを始めるのは遅くありません。

でもですよ、上で言ったことを担当の教師に言ってはいけません。

僭越ながら、、、日本の声楽は遅れているか、勘違いしているので、こんなことを声楽の偉い先生が言ったとしても信じてもらえないどころか、変な人扱いされます。

様々なテクニックを持ったプロの声楽家ほどこの新しい考え方を身につけるのは難しいようです。

皆さんはラッキーですよ。

最初から世界レベルをマスターできます!!