憧れのテナー。

パヴァロッティのように高音が綺麗に出ないだろうか!?

年々歳が行くに従って声が衰え、高音が出なくなってきた気がする

楽しみの趣味の合唱団ではバスパートに移った方がいいかも。

そんなとき、喉を傷めず高音を出せますよとの謳い文句でテノールの講師を見つけ、レッスンを受けることに。

さて、この先生曰く、パッサッジョは歌い方によってはあるけど、本来ないよ

さあ、どうやったらプロのテノール歌手のようにHi-C(ハイ・チェー)が出せるのか?

いざ思い立ったあなたは、声楽のレッスンをテノールの方に受けようと思ったのかもしれませんね。

男性は、声帯が女性より長く、骨格も太いですから、高い音を出しにくい傾向があります。

ですので、パッサッジョをうまく通過し、アクート(高音域)に達しないといけない!?

いやいや、パッサッジョなんてないかもしれません。

声楽のレッスンをテノールの先生に習うとき、これが選択基準かもしれません。

以下、テノールの先生の選び方と、パッサッジョの通過について明らかにします

パッサッジョは存在するか?

声楽のレッスンをテノールの教師から受講する際パッサージョはない!?と言われる人もいます。

まず、パッサッジョについて説明します。

中音域から高音域に移るにつれて、歌いにくくなるところがあると言われてます

その変化する位置を一般にパッサッジョ(チェンジ)と言います。

歌唱を専門にするプロにとって、ここをうまく準備して通過(パッサーレ)することがまず大事と言われています。

しかし、先ほどのように、パッサッジョなんてないよっていう人もいます。

少なくとも本場イタリアの巨匠先生達から習っている、以下のネットで気になる3人はパッサーレを意識していません。

田川理穂さん、渡辺健一さん、宗像成弥さんです。

大まかで恐縮ですが、最初の二人は下の地声といってもいいポジションを維持しつつ、そのまま高音にいく感じです

田川理穂さんはそのまま下のポジションを意識し、自然とそのような発声を自分で作り出すようにしています

渡辺健一さんはベルティングの手法を利用しているようです。

宗像成弥さんの考察は、出し方によってパッサッジョが存在し、外国語の大半と異なり、特にピッチの低い言葉の日本語において、パッサッジョができる歌い方になりやすいとおっしゃっています。

日本ではチェンジというように、変えることを意識しますが、変えないことが大事になってきます

ですので、ちゃんとした歌い方を練習すればパッサッジョなど気にしなくてもいいのかもしれません。

参考までに、田川理穂さんの無料動画をどうぞ。

声楽 レッスンでテノールに師事するなら?

まず、レッスン開始前に会場で歌を実際に聞く機会を作ってください

生で聴くのがベストですが、YouTubeの最新のものを聴いてください。

優れた本物の先生はトレーニングを積んでいますので、必ず成長し、現役です。

年齢は関係ありません。

なお、古い音源は参考になりませんし、動画は参考までにすること。

ネット動画は聞きやすいように、アップロードの際に、大きな音、小さな音は中ぐらいの音量に圧縮されたり、最大の音をあるレベルで切ったり、自動変更されています

次に、メソードにあまりこだわらない人を選んでください

初級者にあまり小難しい理論を初回から言ってもできるようになりませんし、本当は皆違う身体を持っているため、個人個人違う楽器

つまり、演奏方法がそれぞれ違うので、同じ技術では同じように声が出るとは限りません。

技術にこだわりすぎると、個性ある美しい歌声が人工的になり消されてしまいます

また、聞き手は不自然なテクニックに頼った声に魅了されることはありません

ファル セット(裏声)では遠くまでは響きません。

ベルカント唱法を連発する方々もいますが、具体的な歌い方は曖昧で、本来は語るための演説方法が歌にまで発展していったものと、研究者ロバートタフトによっては捉えられており、そのメカニズムを指導者それぞれが噛み砕いていない限り、その唱法自体を前面に出すことはあまり当てになりませんし、意味がないです。

むしろ、別の名前をつけた方が良いですね。

あと、基本的なことですが、経験上、名だたる音楽大学であっても、公演やTV出演で活躍する有名人であっても、息を吸え吸え、全部高音はアで歌え、ピアノをフォルテで全部歌えとか指導する講師がいます。

なので、、、その音大出などの教え子の皆様もそういう傾向があるのですが、世界標準はそうではありません。

母音はしっかり発語し、息は吐くように呼吸を指導し、強弱はしっかりつけるように歌える先生を選びましょう

もちろん、質問にはちゃん答えて教育してくれる人を選んでください。

一流ほどちゃんと体の使い方を基礎から生徒に本気で説明してくれます。

感覚も大事ですが、感覚だけの音楽家もダメなのです。