声楽のレッスンを富山でお考えのあなた。
全国的に富山の音楽教室はどうなの?
どれだけのことを教えてくれているのか気になりますよね。
声楽のレッスンを富山で習っているだけでは物足りず、実際に、富山県、石川県から東京まで受講しに来る方は結構いらっしゃいます。
その理由は、、、ちゃんと教えられる人がいない。。。
本当にそうなのでしょうか?
また、宝塚の歌い方とオペラの声楽の歌い方は異なる?
実際の宝塚の歌い手からオペラの歌い手に変わっていく方を拝見させていただいたこともあります。
納得して、うまく地元の先生を活用できると良いレッスンを受けることができますし、楽しく受講することも可能です。
以下で、全国の教室と比較しながら、声楽のレッスンを富山で受けるコツ、選択方法をご説明します。
声楽のレッスンを富山で受けるトップ検索上位教室
学校法人富山音楽院

声楽のレッスンを富山で受けようとなると、富山市安野屋にある創立69年(令和元年現在、母体の教室開設から)で、安定した実績を持つ学校法人富山音楽院を外せません。
音楽関係で、小中高とかでなく学校法人化しているのは、すごく珍しいと思います。
また、富山市呉羽町にある富山県立呉羽高等学校には普通科に音楽コースが専門コースとしてあり、また、同じく呉羽町に桐朋学園大学院大学(音楽研究科演奏研究専攻(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)で、声楽なし)を誘致、大学院内に子供のための音楽教室を開くなど、富山は音楽に力を入れているようです。
(余談ですが、賛否両論あるようですが、とやま音楽文化協会も2019年に設立し、桐朋学園施設土地代無料実施や演奏援助費にはかなりの予算を出しているので、間違いなく音楽教育に力を入れていますね。)
この富山音楽院では、幼稚園生、小学生、中学生、高校生のお子様、そして大人。
ソルフェージュ、楽典、受験コース、グループレッスンもあります。
要するにこども(幼児含む)から大人まで、どなたでもどんな目的でも基礎から安心してほとんど入学でき、対応可能です。
(予科(幼稚園生)、初等課程(小学生~)、中等課程(小・中学生~)、高等課(中・高校生~)、専攻科の段階を
年2回のテスト結果で進級していくそうです。)
富山でのコンクールを軒並み受賞し、音大試験合格実績もあるので、本気で声楽に取り組もうと思われる方は、まず、こちらの体験レッスンをためしで受けることをお勧めします。
参考までに、大人一般の方個人レッスンですと、入学金15,000円で、60分で6,200円(30分×5枚チケットシステム)ですので、全国平均の価格です。
家族割で料金が結構安くなり、子供さんは月謝制です。
余談ですが、弦楽器(チェロ、バイオリン、ピアノ、ハープ)、管楽器(フルート、クラリネット、トランンペット)もサポートする総合的な音楽教室です。
夢羽美友ミュージックスクール

声楽のレッスンを富山で受ける際に、宝塚の受験対策やミュージカルを考えているのなら、こちらの教室が良いかもしれません。
夢羽さんはテレビ等に出演されており、富山では有名人のようですが、何と言っても夢羽さん含め、講師陣が宝塚出身の方が多く在籍しているので、当然、合格へのノウハウもお持ちでしょう。
ただし、オペラの声楽の発声と宝塚での発声には表現等で異なる点があるので、一般の音楽大学の入試や合唱、オペラなどのクラシックの声楽を学ぼうと思う方はこちらは避けた方が良いです。
一般的に、クラシックの声楽ではダンスはしません。
オペラでは演技指導も入りますが、皆が徹底的に演技指導されるかというとそうでもなく、演出家のレベルも必ずしも高いわけでもなく、歌唱ほど重視されない場合も多いです(しっかりやった方が素敵ですが)。
ですので、ダンスも含めた演技の表現力と発語が聞き取れるかどうかも重視されてくるミュージカルや宝塚では、表現としての発声が重視されることが多いはずです(劇団四季創始者浅利慶太の発語の本があるくらい)。
場合によっては、マイクを使用し、劇場が響く場所とは限りません。
オペラは視覚も含めた総合芸術ではありますが、基本は音声の芸術に重点が置かれる傾向にあります。
また、マイクを使用せず、反響板等の設置がある、響く音響のホール等で歌うことが多いので、体全体を利用した響きを活かした歌い方になります。
こちらのスクールではダンスも教えてもらえるので、総合的に宝塚の学習ができるのが特徴です。
松井音楽教室

通常、地元の音楽教室がたくさんありますが、割と富山は少なめな気がします。
個人レッスンを行なっている方も少ないですね。
その中で、松井雅栄さんはFMラジオにも出演される方ですが、お値段がリーズナブルです。
月謝制の6000円ですが、40分の練習が、月3回あります。
テキスト代以外にはかかりませんが、発表会があるので、そちらの金額がいくらかは要確認です。
1時間あたりに換算すると3000円ですので、富山は4000円〜9000円ぐらいが相場と考えると、回数を通いたい方などは便利です。
子供から歌まで、ソルフェージュにピアノレッスンも可能です。
気軽に声楽を始めたい方にはおすすめです。
声楽のレッスンを富山と全国で比較
声楽のレッスンを富山で受けるのは、体制としてはむしろ整っていると思います。
ただし、具体的な指導方法が示されていないのと、先生がどういう先生か分かりませんし、個人直接受けられる先生の選択肢が少ない気がします。
ですので、万が一上記でご紹介したような組織と合わないということですと、大変な思いをするかもしれません。
他の記事でも記載していますが、最終的には声楽の場合、個人の先生の影響が大きいので、良い指導法で相性が良いことが重要となってきます。
また、プロとして活躍する、音楽で仕事をすることを目標にするなら、大学に入ることだけでは全く足りません。
現在の音大は定員割れに加えて、マーケットとしても供給過剰です。
僭越ながら申し上げると、入ってから後悔しないためにも、イタリアでは本当に優秀な人だけが音大に入りますので、日本の音大生はコンビニより多い歯科医院状態です。
一方、アマチュアであっても、指導法に問題があると、歌うことが苦しくなり、喉を痛めたり、楽しくなくなり、辞める可能性が出てきます。
声楽のレッスンを富山で受ける際のチェック点
以下の点をまずチェックしてみてください。
1.息を吐くことを教える先生か?
息は吸ってはいけません。
基本的には吐けば入ってきます。
音大の先生によっては(かなりの数の人)、吸って吸ってと言います。
これは、そのような音大教育がなされてきたからです
その他、ピアニッシモも全てフォルテで歌えとか、高音はアで大丈夫とかもいう人がありますが、強弱や発語をしっかりして母音の響くもしっかり作ることが、心に響く歌を歌う上では重要です。
2.質問に丁寧に応えてくれるか
これからの時代、背中で教えるなんてもうやめましょう。
その人が舞台で活躍しているならまだしも、一流のイタリアのミラノ・スカラ座の先生でも具体的に人体の図を書いて丁寧に説明してくれます。
その分、才能がないと判断すれば、教えてもくれませんが。。。
無理やりその人を希望を与えプロとして苦労させるよりは優しいかもしれません。
繰り返し体で覚えていくことももちろん大事ですが、教師である以上、生徒に納得できる説明をしていくことも不可欠です。
中には、活躍していても『あなた今日も声がいいわね』しか云わない人も多くいます。
ただの集客のために止むを得ず教えているといったところでしょうか。
日本人は遠慮しますが、聞きましょう。
解説できる力と能力は比例します。
歌う天才は必ずしも教えるプロではありません。
しっかりと、精神的な面で相談できるパートナーの役割も重要です。
3.メソードにあまりこだわらない
原則として、メソッドを提示するのは良いと思いますが、知識中心、理論ばかりでは困ります。
しかし、個々人の体は他の器楽の楽器と違って、世界に一つしかない楽器です。
ですので、全員同じ歌い方をすれば同じように声が出しやすく、美しい響きある声になるというわけではありません。
ですから、自分の声を真摯に聞いてくれて、様々な提案をしてくれる先生がベストです。
自分の声はプロであっても100%客観的に聞くことはできません。
一流であればあるほど必ず聞いてもらうのです。
声楽のレッスンを富山で受ける前に見ておくといいレッスン動画
歌う世界標準の感じが感覚的に分かる動画が下記にあります。
田川理穂さんの動画ですが、参考までに、ご覧ください。
3つの原則を守って歌うこと、個性ある美しい響きある声を楽に出す手助けになると思います。
具体的なトレーニングについても語っています。
自身が主催されるLa Riho’s clubなどを通して、オペラの楽しさを伝えるキガホン!?クラシックなどの文化芸術の啓蒙活動をされています。